眼の精密検査
予約は15:00.
緊張して診察室に入りました.
まずは散瞳薬を点眼して,
真っ暗な部屋の中で目を閉じたままで10分待ちました.
さて,10分後,
ナース「瞳の大きさを測定しますので目を開けてください」
目を開けると,暗闇に慣れたからとかそういうレベルではなく,
部屋の中の様子がはっきりと見え,
瞳孔が開いているのを感じ取ることができました.
物差しのようなものを持ったナースさんがワタシの瞳を見つめます.
ドクター「どのくらい?」
ナース「6ミリ弱です」
ドクター「まだだな」
ナース「Ginkgoさん,開きが足りないのでもう一度点眼しますね」
再度点眼され,10分待ちました.
また瞳孔の大きさを測定.
今度は大丈夫だったようです.
眼底撮影を行いました.
瞳孔が開ききったところに強烈な光を浴びました.
まぶしいっ!
ポラの映像ができるまで3分ほどかかるそうで,
その間に別の検査を行いました.
眼底撮影はその名の通り眼底の病変を調べるものですが,
今度の検査は硝子体の異常を調べるものです.
その検査方法がすごい.
カメラのレンズを
直接眼球の表面にくっつけるの ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
アワビやウニの漁で海の中を見たいときに
箱メガネを直接海面にくっつけると
海中の様子がよくわかるでしょ?
あれと同じ原理です.
その前に麻酔薬を点眼していますから
痛みは全く感じませんでしたが,
初めてなのでびびりました.
ワタシはコンタクトレンズも未経験ですから,
眼球の表面に何かをくっつけるなんて
アンビリバボーでした.
で,結果です.
[眼底撮影]
・映像の周りが白っぽい→水晶体の濁り(年相応)→ひどくなると白内障
・中心窩が黒い→年相応
・動脈が細い→切れやすい→冬場は特に注意
健康な若者の眼底写真
左の濃いオレンジが中心窩,右側の白いのが視神経乳頭
視神経乳頭を中心に網膜動脈,網膜静脈が張り巡らされている
ワタシの眼底写真では,円の周囲が白っぽく,
中心窩は黒っぽく,網膜動脈が細かった
[硝子体検査]
・数箇所に濁りがあるが,年相応のもの
年相応の後部硝子体剥離が進行しているが
現時点ではそれほど心配するほどのことではないことを,
20分以上かけて詳しく説明していただきました.
良い先生だ.
半年ごとに今日と同じ検査をしなければなりませんが,
一安心しました.
時刻は16:00になっていました.
うちに帰ってきて鏡で瞳孔を見たんですけど,
信じられない大きさ!
我が瞳ながらほれぼれ(笑)
あ
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コメント
おつかれさまでした。
私も経過観察中の身です。
ぶつけるなと言われてすぐにぶつけました。
ぶつからないように生きるなんて無理だ。
大切に使って、たくさんのものを見るのだ。
投稿: にゃにゃにゃん | 2009年3月21日 (土曜日) 18:58
>にゃにゃにゃんさん
そうそう.
見えにくいから受診したわけで.
見えにくいからぶつかるわけで.
見えにくいのにぶつけるなと言われても……
まだまだ見たいものがたくさんあるのです.
投稿: Ginkgo | 2009年3月21日 (土曜日) 20:10
目と耳は好奇心のアンテナです。
心臓の次に酷使しているのかもしれません。
なので眠る時間が大切なのかもしれません。
でも、夢を見ているときは…眼球暴れてそう。
投稿: やな | 2009年3月21日 (土曜日) 20:31
>やなさん
確かに酷使していますね.
少しはいたわってあげなくては
とは思うのですがなかなか……
REM(Rapid Eye Movements)睡眠ですね.
投稿: Ginkgo | 2009年3月22日 (日曜日) 00:06