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2007年4月19日 (木曜日)

裁判官の爆笑お言葉集

本日の読書は,『裁判官の爆笑お言葉集』(永嶺超輝著)です.

マンブル君が紹介します.

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判決における裁判官らしからぬ発言を集めたものです.

「死刑はやむを得ないが,私としては,君には出来るだけ長く生きてもらいたい」
(死刑判決言い渡しの後で)

「刑務所に入りたいのなら,放火のような重大な犯罪でなくて,窃盗とか他にも……」
(捕まって刑務所に入ることを志願して,国の重要文化財である神社の拝殿に火をつけ,非現住建造物放火の罪に問われた男に対して)

「犯人が人を殺すのは簡単だが,国家が死刑という判決を出すのは大変だということです.皆さん,納得はいかないと思いますが,そういうことです」
(殺人,未成年者略取などの罪に問われた男に,死刑の求刑をしりぞけた上で無期懲役の判決を言い渡して.閉廷後に,遺族のいる傍聴席に向かって)

裁判官も人間だなあとわかり

また苦悩もわかり興味深く,

各章に付いている裁判に関する蘊蓄コラムも役に立ちました.

ただ残念なことが.

一つの事件が見開き2ページにまとめられているんですね.

1ページに裁判官の言葉,次のページにその背景.

背景がたった1ページというのは短すぎますね.

多くの事例を取り上げたかったのでしょうが,

せめて2ページは解説してほしかったところです.

なんか消化不良です.

それとも「知りたかったら自分で調べなさい」という

著者の狙いなのでしょうか?

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コメント

裁判所で起こっていることに
興味を持つと、阿曽山みたいになりますよ~。クス(・m・*)クス
けっこう笑いました。→http://www.nikkansports.com/general/asozan/top-asozan.html

投稿: やな | 2007年4月19日 (木曜日) 18:56

>やなさん

学生時代に傍聴したことがあります.
法学の宿題で刑事と民事を一件ずつ.
ドラマのようだあと感じた部分と,
やっぱり現実は違うなと感じた部分と.

投稿: Ginkgo | 2007年4月19日 (木曜日) 19:13

この本も読みたいものの一つ。
日本の判例だけでしょうか?
外国のもなかなか、
味があるものが多いと思うのですが。

投稿: にゃにゃにゃん | 2007年4月19日 (木曜日) 21:50

>にゃにゃにゃんさん

残念ながら日本の判例だけでした。
確かに外国の判例を集めてみるのも
面白そうですよね。

投稿: Ginkgo | 2007年4月20日 (金曜日) 08:02

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» 裁判官の爆笑お言葉集 [月灯りの舞]
「裁判官の爆笑お言葉集」   長嶺 超輝:著 ??? 幻冬舎新書/2007.3/720円 裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけと 思っていたら大間違い。 1件でも多く判決を出すことが評価される世界で、 出世も顧みず語り始める裁判官がいる。 本書は法廷での個性... [続きを読む]

受信: 2007年4月21日 (土曜日) 23:15

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